実務者研修の資格について 
2018.07.05掲載
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実務者研修は初任者研修よりもワンランク上の資格。

介護のプロとして進むうえで必須の資格なので、ぜひ取得を目指したいところです。

この記事では、資格についての詳細やメリット、カリキュラム内容や費用を解説します!

 

■実務者研修とは?

実務者研修は介護の現場で働くうえで必要な介護の流れの把握、認知症への理解など実践的な知識や技術を得ることができる資格です。

平成25年より介護職員基礎研修・ホールヘルパー1級が廃止され、実務者研修へと移行されました。

 

 ▼初任者研修との違い

初任者研修は、介護の知識・スキルを学べるいわば入門資格といえるもの。

一方で、介護実務者研修はそこからさらにステップアップした資格となります。

 

介護についての豊富な知識や技術を取得することで、初任者研修よりもより幅広サービスを提供できるようになります。

 

■実務者研修を取得するメリット

初任者研修を取得すると下記のようなメリットがあります。

 

▼介護福祉士の実技試験が免除される

すでに実務者研修を取得しているひとは、介護福祉士の実技試験が免除されます。

 

 ▼転職で有利になる

実務者研修を取得すると、通常、喀痰(かくたん)吸引等研修(第二号研修)を行うにはそのための基本研修必要としますが、実務者研修を取得しているひとは履修が免除に。

これまで医療行為とされてきた「たん吸引」や「経管栄養」が行えるようになります。

 

高齢者が多い介護の現場ではたん吸引や経管栄養を行う機会も多いため、就職や転職のときには非常に有利です。

 

■実務者研修のカリキュラム(科目)内容

実務者研修の資格を得るには、450時間のカリキュラムを受けていることが必須となります。カリキュラム内容は下記の通りです。

 

・人間の尊厳と自立

・社会の理解

・介護の基本

・コミュニケーション技術

・生活支援技術

・発達と老化の理解

・認知症の理解

・障害の理解

・こころとからだのしくみ

・介護課程

・医療的ケア

 

初任者研修の資格を持っているひとは、実務者研修を受講する際に一部科目の受講が免除となります。(130時間)

 

また、介護職員初任者研修・ホームヘルパー1・2・3級(現在は別の資格へ移行)・介護職員基礎研修の修了者はそれぞれ受講科目が一部免除になります。

 

▼通信だけで学ぶことは可能?

 

受講科目のほとんどは通信学習で受講することが可能ですが、「介護課程Ⅲ」「医療的ケア(演習)」は通学での受講が必須です。

 

■実務者研修の費用はいくらくらい?

実務者研修の費用はスクールによっても異なります。

価格は3~15万円と幅広く、介護資格の取得による免除科目の多さによっても違いがあるため、インターネットなどで比較してみるとよいでしょう。

 

■まとめ

医療行為である「たん吸引」などが行える実務者研修は、介護の現場でも重宝されることが多く、持っていると転職にも有利です。介護福祉士の実技試験も免除されるというのも大きなメリット!キャリアアップのためにも、ぜひ取得を目指しましょう。